晩秋の八ヶ岳天狗岳

晩秋の八ヶ岳天狗岳

11月3日 天狗岳(西天狗 標高2646m)

朝7時、稲子の湯から5分ほど車を走らせると登山口駐車場に着きます。今回はここからスタートです。

歩いた距離:15.3k 歩いた時間:9時間10分 標高差:1076m

登山口駐車場(7:20)—-しらびそ小屋(8:35-8:50)—-中山峠(10:05-10:15)—-東天狗(11:30)昼食タイム(12:25)—-西天狗(12:45-12:50)—-黒百合ヒュッテ(14:20)—-中山峠(14:25)—-しらびそ小屋(15:15)—-登山口(16:10)

大月川支流の橋を渡り、林道から登山道に入ります。50分ほど歩くとこんな案内表示が目に留まりました。這っても30分なら、歩いて15分位かと歩き続けますが・・・はって30分ではつきませんでした。

こまとり沢から30分ほど歩いたところで、しらびそ小屋に到着です。

みどり池のほとりに建つ小屋は、さすが女子に人気の山小屋です。

中山峠の急坂を登り、歩くこと1時間余り、やっと東天狗に到着。ちょっと風が強いですが、ここで昼食タイムです。

《※注意—中山峠直下の急坂は台風の影響で地肌むき出しです。落石の危険があるので注意して・・・●落石危険地点は、耳を澄まして立ち止らず足早に通過が原則》

雄大な八ヶ岳を眺めながらのカップ麺は最高デス!

手前から根石岳、硫黄岳、赤岳、権現岳、阿弥陀岳・・・八ヶ岳の主峰が肩を並べています。

昼食を済ませ、目の前の西天狗に登ります。しばし風景を堪能するも時間はすでに午後1時。そろそろ下山時間です。

前を歩く登山者のあとを何も考えず歩いていたら、黒百合ヒュッテに来てしまいました。ちょっと時間のロス!暗くなる前に下山するべくあわてず急いで中山峠を下り、まだ陽のあるうちに登山口に到着することができました。

秋の日はつるべ落とし

秋の日はあっという間に暗くなってしまいます。特に林の中は午後4時ともなると薄暗く不安になるものです。明るいうちに下山するのが一番ですが、どんなトラブルがあるかわかりません。これからはやはりヘッドランプは必需品ですね。お忘れなく!

落葉松の落葉の上を歩くのは、ふわふわして気持ち良いのですが・・・

朝の登山道は霜柱がたち、濡れた路面は凍っています。アプローチのような登山道でも、注意しながら歩きましょう。天狗岳でも標高が上がるにつれ、日陰には雪が残り、さらに凍りついています。まだアイゼンの必要はありませんが初心者の方は要注意!ストックの突きどころもよく考えて・・・

今回は全行程ストックの先ゴム装着で歩きました。(黒百合ヒュッテへの木道も先ゴム装着です。が、木道上はストックを突かないで。)

山小屋宿泊券プレゼント当選者決定

多くの方々からご応募いただきありがとうございました。

当選者の皆様にはすでに宿泊券が届いていることと思います。この山小屋宿泊券はお手元に届いた日から来年の各山小屋営業日まで有効ですが、必ず予約を入れてご利用ください。予約のない場合は無効になりますのでくれぐれもよろしくお願いします。また同封の注意事項をよくお読みいただき間違えのないようによろしくおねがいします。

山小屋ご利用の後はご感想、体験談などお聞かせいただければ幸いです。これから厳しい季節を迎えますが、楽しい登山ライフをお過ごしください。それではまた次回・・・