登山ガイドの岩田京子さん、キリマンジャロ登山レポート

登山ガイドの岩田京子さん、キリマンジャロ登山レポート

登山ガイドをされている岩田京子さんより、キリマンジャロ登山レポートを頂きました!
コンパクトになるフォールダーFPもお供させて頂きました。

私は、日本国内で登山ガイドをする傍ら、海外登山やトレッキングの添乗員もしています。
個人山行はもちろんの事、仕事で行く際もシナノ社のポールを使用させていただいており、先月訪れたキリマンジャロでは、新製品の「フォールダ―FP」を試してきました。

キリマンジャロはアフリカのタンザニアにある山です。
標高は5895mもあり、アフリカ最高峰でセブンサミツの1座でもあります。

赤道近くに位置する山ですが、山頂付近には未だ氷河が存在します。

気温の高いジャングル地帯から出発し、マイナスの気温となる山頂まで、様々な景色を楽しみながら歩ける高峰で、特別な技術や装備がなくてもチャレンジできる高峰としても有名です。
花も標高帯によって違いがあり、キリマンジャロ特有の花も見る事が出来ます。

森林限界を越えるあたりからは、ジャイアントセネシオなどの群生も見られます。

そんな山道を楽しみながら、6~7日間かけて往復します。ものすごく長い道のりになる為、日に日に疲れがたまります。さらには標高が上がる為、気温も低くなり体の機能が衰えてくるため、通常の標高ならばなんてことない重さも辛くなり、自分の身体を支えるのでさえ精一杯になってきます。
それでも行動する際には、食べ物や水分、防寒着など最低限の物は自分で背負わなくてはなりません。それらの重さによっては、チャレンジが叶わなくなってしまう事もあるので、高所に向かう際の身の回りの物は、厳選して選ぶようにしています。

たかが数グラムですが、登頂時には前日の夜に出発し、朝陽を眺めながら歩き続け、約14時間に及ぶ行動時間となることもある為、身体への負担となるものは出来るだけ排除したいのが心情です。


フォールダ―FPは、シンプル構造で丈夫につくられているため、意識が薄くなりがち高所でも心強くサポートしてくれました。また、なんといっても軽量でコンパクト!ストラップも柔らかくて負担にならず、長時間の使用でも疲れることなく持ち続ける事が出来ました。

おかげで、無事に山頂に立つことが出来ました!

使わない時は、付属の収納ケースに入れてザックにすっぽりと収める事もできるので、常に持ち歩くことが出来ます。これからも山に行く際には活用させていただきます!

★フォールダーFP

フォールダーFP