立山室堂バックカントリーレポート2017

登山ガイドの髙木律子さんから、
立山室堂でのバックカントリースキーのレポートを頂きました！
悪天候でしたが、Fast BC Proがお役に立てたようです。

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今年は雪の降り出しが早く、各地から積雪の便りが聞こえてきます。
立山室堂もそのひとつ。
立山黒部アルペンルートの運行は 例年11月30日まですが、
先日は運行終了直前に室堂へバックカントリースキーをしに入山しました。
天気が良いときの室堂は 、スキーやスノーシュなどを楽しむ方々でにぎわいます。
陽射しがぽかぽかと感じられ、ひんやりした風が心地良いくらい。

ただ標高2,400mを超えるこの場所は、
ひとたび天気が崩れると猛烈な風雪となることがあります。
11月26日（日）もそんな1日でした。
吹き付ける雪はだんだんひどくなり、視界はおろか平衡感覚さえ失われてしまう
ホワイトアウトの世界に変わってしまいました。

天候がさらにひどくなってしまう前に、この日のスキーは終了することに。
最後のひと滑りをして、室堂バスターミナルまでは強風の中をスケーティングして帰着しました。

こんな悪天候でも強い味方だったのは、今回も使用させて頂いたFast BC Pro。
グリップが持ちやすく上からも横からも力が入れやすい形状なので、
スケーティングで押し出す際には推進力を、耐風姿勢のため雪上へストックを刺す際には安定感を発揮してくれました。
ビンディングのヒールサポート操作も、抜群にやりやすかったです。

今はまさに季節の変わり目。
突然に冬らしくなり、気持ちも体もまだ寒さに慣れきっていない時期でもあります。
これから冬山登山や山岳スキーなど冬季ならではの山行に出かける方は、
装備に忘れ物がないか、防寒対策は万全か、十分に再確認してお出かけくださいね。

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