黒斑山・荒船山・浅間山に登る。
◆ 今号の目次 ◆
[1] 黒 斑山トレッキング 3月27日
[2] サ ントレース通信初!荒船山情報
浅間山 3月20日
[3] そ ろそろ春。トレッキングステッキの準備はできていますか?
寒暖の差が激しい日々が続いていますが、いよいよお花見シーズンがやってまいりました。
山も真冬とは違う春の日差しを浴び、徐々に雪が融け、ここ黒斑山は登山靴だけでも登れる状態になっています。
(スノーシューシーズンはちょっと過ぎたという感じです。が、軽アイゼンぐらいは念のため用意したほうが
良いかもしれません。)
※前日降った雪が、硬くなった雪の上にうっすらと積もっています。
※ プラスチックの尻そりで楽しんでいますが、ザラ雪なのでぜんぜん滑りませ~ん。
今回は、黒斑山と併せ、同時期の浅間山、荒船山の状況をお知らせします。
サントレース通信初登場の荒船山情報です。
冬の荒船山は登山客が少ないせいか、登山道は荒れ気味です。
途中崩れて道がなくなっていたり、はしごが凍っていたりで、初めて訪れる人には、ちょっと注意が必要・・・。
今回は艫岩(ともいわ)まであとわずかというところで我々はリタイヤ。
(無理をしないところが我が登山隊の良いところ!)
※道路の雪も午後にはほとんど融けています。
荒船山の広葉樹林の林は、葉を落とした枝に雪氷が凍りつきキラキラと森全体が輝いています。
枝と枝がふれあい、カラカラと音を立て、森が我々を歓迎してくれているのかな?なんて思っていたら
大間違い・・・日に融けて落ちてくる氷はまるでガラスの破片状態。(頭を直撃した一発は痛かった!!)
こんな状況に遭遇したら、まずは頭部の保護を第一にお勧めします。
黒斑山の針葉樹林帯との違いを写真でお楽しみください。
※登山道が崩れてなくなっています。
※この先は通行止め。道がなくなっちゃっています。
これを登りきれば艫岩(ともいわ)なのですが、危険はせず、ここで引き返すことにしました。
一の鳥居を過ぎた辺から雪が残っています。
火山館から先は一面の雪景色ですがこれからは徐々に融けてゆくことでしょう。
しかし、4月一杯はまだまだ雪が降りますのでご注意を・・・
この時期、雪面がザラ雪状態で雪の表面は板状になっています。
冬用ステッキの大型バスケットはこの雪板に引っかかり、腕がとられやすくなります。
また、雪がかたくなっているので、そろそろ小型バスケットに変えても良いかもしれません。
※ストックを引く時に、雪板にバスケットが引っかかり、腕を取られるので疲れる。
冬の間仕舞っておいたステッキのチェックを始めましょう。
- ● シャフト同士の伸縮がスムースにできるか?サビなど発生していないか?
- ●長さをあわせ、各シャフトはしっかり固定するか?
- ●先ゴムやストラップの磨耗、キズ、グリップの変形や割れなどないか?
・・・充分チェックをし、春山の準備をしましょう。
次回はいよいよ高山植物の第一報がお知らせできるかなーとこちらも楽しみにしています。
★シナノの登山杖・サン トレース
★サ ントレース通信バックナンバー
ご意見・ご要望・ご質問等もお待ちしております。
-
前の記事
雪降る黒斑山登山 2010.02.15
-
次の記事
シーズン到来!浅間山開き~湯の丸、四阿山 2010.05.11
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。