短い佐久地方の秋
とうとう長野県地方の天気予報欄に雪だるまが現れてきました。暑い夏がようやく終わったとお伝えしたばかりなのに・・・(季節の移り変わりが早すぎる!!!)。
今回は黒斑山情報を中心に佐久地域の短い秋の情報をお伝えします。
黒斑山(10月22日)
前日の雨のしずくが木々や落ち葉を濡らし、あたり一面ガスに覆われるなか、黒斑山山頂から蛇骨岳、裏コースを経ての登山です。車坂峠からの黒斑山は紅葉と言うよりはカラマツの黄葉が見事な景色です。
高山植物も既に終わり、見るべきものはなんだろう?今回は菌類&コケ類と枯山水的写真ばかりです。まッ、たまにはいいか。と言うことで、興味のない方はお許しを…。なお、当方これらの知識を持ち合わせておりませんので、コメントなしです。どなたか詳しい方おりましたらご一報を…。
黒斑山、裏コースは現在整備されていないため、通行は制限されています。ガイドや経験者などの同行者がいない場合は避けたほうが良いでしょう。
雨や霧などで濡れた登山道は滑ります。
登山道を塞いでいる濡れた石(左画像)。足を置いたとたんにスッテンコロリン間違いなしです。このような時は面倒でも石の側面まで回りこんで歩きましょう。
木道や木の橋も滑ります(右画像)。一歩一歩注意して歩きましょう。
意外と危険なのが、露出している濡れた木の根っこや、落ちている枝木など。うっかり足を乗せたり、気つかずに踏むと見事に滑ります(経験者の言うことですから間違いありません)。
湯の丸、烏帽子(10月16日)
今回は湯の丸山のすそを回る林道をへて、まず烏帽子岳に登り、その後、湯の丸山に登るコースを辿りました。紅葉はまさに盛り。家族連れの多い登山日和でありました。
マツムシソウがわずかに咲いて、ゆく秋を惜しんでいます。
蓼科山(10月18日)
7合目登山口よりスタートです。今回はステッキの使い勝手を確かめながらの登山です。このような登山で得られた貴重な意見を参考に、使い勝手の良いステッキが誕生します。
岩場のステッキ使用は慎重に。登りよりは下山時のほうがより慎重さが必要です。
下山時のクールダウン・ストレッチも忘れずに・・・これで翌日の疲労も軽減です。
ステッキのお手入れ
シーズンの境に愛用のステッキのお手入れをしましょう。来シーズンまでお休みの方も、ガンガン冬山に行く予定の方も、是非是非この機会にっ!
- ● シャフト同士の伸縮がスムースにできるか?サビなど発生していないか?
- ●長さをあわせ、各シャフトはしっかり固定するか?
- ●先ゴムやストラップの磨耗、キズ、グリップの変形や割れなどないか?
編集後記
異常気象の夏につづき、この秋はキノコの豊作と熊の話題で持ちきりでした。幸い、いままで熊さんに出会ったことはないのですが、これだけ騒がれると気になるもので、今回は熊よけの鈴を二つもつけてチリンチリン、ガランガランと賑やかに登山を行ってきました。そろそろ冬眠に入る頃だと思いますが、皆さんも毒キノコと、熊さんには注意してゆく秋をお楽しみください。
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