湯の丸烏帽子スノートレッキング

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霧島連山・新燃岳の噴火が続いています。活火山浅間山の麓である、この地方としても他人事ではありません。宮崎及び近県の皆さん大変ですが頑張ってください。

さて今回は1月22日、2月5日に行った、湯の丸烏帽子スノートレッキングをお伝えします。

●1月22日 烏帽子(晴れ曇り)

今回は湯の丸山の山麓を回り込みながら、烏帽子登山口を目指します。

今回1名はワカンにて試し歩きです。

 

午前7時、朝一番のスタートです。新雪の上にあるのは動物の足跡だけ・・・我々がトレースを作って進みます。

  

新雪の朝一番なので、コースには全くトレースが見当たりません。このような状況ではルートに詳しいメンバーやガイドの同行が必要でしょう。コースに経験のない方や、単独トレッキングは危険です。

  

鞍部からいよいよ烏帽子登り口に差し掛かると、ワカン組は一歩踏み出すごとに腰までつかり、とうとうギブアップしてしまいました。

ルートができていない新雪に、ワカンはほとんど効きませんでした。

という訳でこの日は烏帽子登り口にてリタイヤです。残念!

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という訳で、再度2月5日リベンジ登山です。

●2月5日 湯の丸・烏帽子(晴れ)

今回は気温も3月上旬並みで暖かく、天気も良いので、まず湯の丸山に登り、それから烏帽子を目指します。

7:25地蔵峠駐車場……8:00ツツジが原(P2地点)……9:00湯の丸山頂……9:40鞍部・・・…(コースを外れて直接烏帽子尾根を目指します)……10:30烏帽子尾根(P10地点)……10:50烏帽子山頂…(下山)…11:20尾根鞍部……11:40鞍部……12:10(P11地点)……12:35駐車場着

約5時間のトレッキングでした。

下図 ★緑の線…→行き登り ★赤い線…→帰り下り

  P1地点

  P2地点

  P3地点 P4地点

 P5地点 湯の丸山山頂。風によって山頂の雪は吹き飛ばされています。

P6地点 鞍部 目の前の烏帽子岳、そのまままっすぐ登って尾根を目指します。

 P7地点 P8地点 ルートを外れて、いよいよ冬ならではのショートカット。

 P10地点 普段と違う醍醐味が味わえます。

 P9地点 烏帽子山頂

 P11地点 P12地点 前の山は籠ノ登

P13地点 キャンプ場を過ぎれば振り出し地点到着です。

 

前回ワカンで懲りたのでこの日は全員スノーシュー登山でしたが、このところの暖かさで雪面はザラ雪状態。コースも踏み固められていたので、こんな日こそワカン日和だったのでは・・・との思いです。

●今月のワンカット @@@@@@@@

雪の下の地面ではもう春が始まっているみたいです。

●お便りコーナー @@@@@@@

●烏帽子の麓、真田の里が故郷という東京理科大の田中先生から新年のごあいさつ頂きました。また、花の季節になりましたら是非お出かけください。

●札幌在住の小林さんからは支笏湖畔ウォーキングの便りが届きました。苫小牧の太平洋に流れ込む勇払川の凍りつく滝と、エゾマツ林の写真です。

 

 このコーナーでは読者の皆様のお便りや山の情報をお待ちしています。

●いよいよ3月1日発売開始!NEW TYPEのステッキです!ラクラクのワンタッチ調節ステッキ!

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●編集後記 @@@@@

冬山の楽しみの一つは普段の登山道にとらわれず、雪原を自由に歩けること。時には雪にスッポリ埋ることもありますが・・・またそれも楽しみのひとつ。今回ワカンでは苦労しましたが、冬の浅間山一帯はほとんどがスノーシューで楽しめます。まだまだ雪の季節は続きます。この後もスノーシュー便りをお届けしたいと思います。