虫にご用心!四阿山(あずまやさん)

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四阿山(標高2354メートル、百名山の一つです。これで「あずまや山」と読みます。はっきりいって文字入力するのにてこずっています。)今回は鳥居峠より入山しましたが、四阿山には、この他に菅平ルートやバラギ高原から入るコースなどがあります。四阿山はかつては女人禁制の信仰の山、途中には天然記念物の「的岩」など、見どころ一杯ですよ!

*****コースガイド—–7月2日(土曜日)*****

この日の天気予報は曇り夕方雨。最近の天気予報は当日になるまで何度も変わってばかり。はっきり言ってアテになりません。と、半分頭にきながら出発です。

7:50駐車場スタート—-8:15的岩—-8:35コメツガ原生林—-9:10合流地—-10:08嬬恋清水—-10:40四阿山山頂—-昼食—-11:15下山開始—-11:27嬬恋清水—-12:00合流地あずまや—-12:20コメツガ原生林—-12:40的岩—–13:00駐車場着

(余談・・・・・6:10駐車場をスタートしましたが的岩(まといわ)付近まできたら、林道が消えてしまいました。あちこちウロウロした末に、結局駐車場まで戻り、再スタートとなりました(涙目)。ホントはそんなに難しいルートではありません。案内標識を確認しなかったと言うウッカリミスです。でも、こういうのが遭難に繋がるんですね。甘く見てはいけません。教訓!)

嬬恋方面から車を走らせ、鳥居峠に着くと右手に林道があります。

林道のゲートを開けて5分ほど車を走らせると駐車場があります。(ゲートは手で開けられます。)

駐車場前

朝6時気持ちよく林道を行きます・・・(うっかり道標を見落としたのも知らずに・・・・)このあと、いったん出発点まで戻ります。

気を取り直して、再スタートです。

的岩に到着。

レンゲツツジをみながら、しばしの休憩。

鬱そうとしたコメツガの原生林

花童子コースとの合流地点、あずまやで小休止

信仰の山らしく祠が点在します。

前日の雨やら霧雨で木の階段が濡れています。とても滑りやすいので慎重に下ります。※注意・・・ストックも滑ります。ストックで濡れた階段を突かないように。周りの木の枝などを支えにして慎重にゆっくり下ります。

嬬恋清水。100メートルほど進んだところに、湧き水があります。

もうすぐ頂上。

まず、信州側の祠に参拝。

その奥に上州側の祠。ここが四阿山の山頂になります。

ガスって周りの景色は全く見えません。残念ですが、細い頂上尾根で昼食を済ませます。

今回鳥居峠ルートを利用する登山客は少なめでしたが、頂上付近は菅平側からの登山客で結構な賑わいでした。どうも菅平ルートがメインコースのようですね。

*****四阿山の高山植物*****

マイズルソウ ベニバナイチヤクソウ

ギンラン イワカガミ

サラサドウダン レンゲツツジ

****天然記念物、四阿山の的岩*****

突如目の前に現れる巨大岩。自然の要塞のような、また、侵入者を拒む砦のようなこの岩は、高さ15メートル、幅わずか2メートル、長さ400メートルに及ぶ国の天然記念物「的岩」です。

的岩はかつてこの地域一帯が火山活動を行なっていた頃、岩盤の割れ目に侵入した溶岩が冷えて固まり、長い年月を経て山体の侵食とともに姿を現したもので、岩脈と呼ばれています。溶岩が冷えて固まる際に起きた節理により、方状節理、あるいは柱状節理を見ることができます。

的岩は一見の価値ありです。四阿山登山の一度はこのルートを辿ることをお勧めします。

*****グリップの使い方(1)*****

次回はT型グリップと2ウェイ型グリップの使い方

*****編集後記*****

今回は登山の途中から、、顔、頭、腕と露出している肌にところ構わず小さな虫がまとわりつき、あちこち虫刺されで大変でした。この虫、山頂までまとわりつきましたが、これって、途中で他の虫にバトンタッチしたんでしょうか?それともズーッと一緒に登ってきたんでしょうか?どうでもいいことですが、ちょっと疑問に思ったもので・・・・これからの登山は雷予報と虫対策をお忘れなく・・・