9月21日紅葉始まる白馬岳
- 2014.09.27
- 北アルプス

前回投稿からまる1年が経ってしまいました。決して手を抜いていた訳ではありませんが・・・。
今年の夏は天候に恵まれない登山が続きました。予定を立てた9月21日の白馬岳登山も天気予報は雨!スケジュールの立て直しやら宿泊予約の変更やらバタバタしているうちに、あてにならない天気予報は当初予定日が雨から晴れマークに変わっていました。ということで気を取り直して9月21日栂池自然園から白馬岳登山に出発です。
栂池登山道(5:00)—-乗鞍岳(7:45)—-白馬大池(8:25)—-小蓮華山(10:35)—-白馬岳山頂(12:30)
歩いた距離:約10キロ 掛かった時間:約7時間30分
紅葉が始まったばかりの栂池自然園を早朝にスタート。天狗原付近の木道には霜がつき滑る滑る。この時期歩かれる方は特にご注意ください。ストックも滑ります。一歩一歩ゆっくりと確認しながら歩くのが一番安心です。
ひと登りするとなだらかな白馬乗鞍岳山頂に到着です。さらに進むと白馬大池が望めます。その先には白馬大池山荘です。
エメラルドグリーンの湖面に映える小蓮華の尾根。
白馬大池でひと休みし、小蓮華山に向かう気持良い尾根歩きが続きます。
小蓮華山から三国境を過ぎると、目指す白馬岳はすぐそこです。
晴れの日だからこそ味わえるダイナミックな眺めです。山頂独り占めを満喫したのち、本日の宿白馬山荘へ向かいます。
夕食
当初は天気予報が雨だったためか宿泊客は少なめだったらしいのですが、一転晴天予報により満席状態の混雑です。
下山
下山コースは大雪渓を下り猿倉に出るおおよそ4時間半のコースです。
(提出した登山計画書は杓子岳、白馬鑓経由でしたが体調不良のため、エスケープコースに変更です。)
杓子岳と白馬鑓ヶ岳に朝日が当たって輝いています。同時に出発した登山客は全員杓子岳方面に向かっています。そんな中我がパーティーは頂上宿舎を横切り大雪渓に向かいます。
大雪渓が見えてきました。前回このコースを通った時は崩れた土砂に雪渓が埋もれていたため実際に歩いた距離は300メートルほどでしたので、この大雪渓をフルで味わえるのは今回が初めてです。
軽アイゼンをはいてスタート。
1時間近い雪渓歩きも終え、太ももがパンパンになるころ白馬尻小屋に到着。ここまでくれば終着の猿倉もあとわずかです。
山荘を6時前に出発し猿倉には10時30分に無事到着。歩いた距離約7キロ、掛かった時間約5時間の下山でした。
自然に配慮した抜け落ちにくい先ゴム
特に最近、ダブルストックが注目を集めるようになってから、ストックが登山道に与える影響が関心を呼んでいます。そんな中、シナノでは環境に配慮した先ゴムを開発。発売しています。
詳しくはシナノホームページをご覧ください。
編集後記
原稿を書いているまさしく今、テレビで御嶽山噴火のニュースをやっています。登山客にもけが人が出ている模様で心配です。当地方も浅間山という活火山を抱えているので他人事ではありません。人命に影響を与えるような大きな噴石は4キロぐらいまで飛ぶということで、浅間山の場合も噴火の恐れのある時は半径4キロ以内は立ち入り禁止。となります。木曽御嶽山は噴火予知情報などがどうなっているのか?と言うことも気になるところです。
-
前の記事
フォールダーFREE、「世界一美しいアルパマヨ」へ 2013.11.07
-
次の記事
黒部『下ノ廊下』より紅葉のお便り 2014.11.06
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。